気晴らしの空間

このブログは

　主に、マジック活動の記録を作ろうと思って始めました。

発足：2008年2月3日

ひとことふたこと

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2025/01/23(木) 07:20:42|
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　「手品入門」の記事を書くきっかけになったメールをくれた方から、面白い記事だったというメールを頂きました。手品用品を普通に販売していること自体に驚かれたようでした。売っているんですよ・・・手品用品って。子供の頃、父親に「８つの手品｣というセットものを買ってもらった事を覚えています。これは今でも販売されていますので、ロングセラーですね。
　このセットには、マジックトランプ（３枚のトランプのうち１枚を抜いてもらうと、その１枚が変化しています）、ストップダイス（ヒモに通ったダイスが命令通りに動いたり止まったりします）、とびうつるコイン（５枚の１０円玉を容器に入れて握ると、コインだけが反対の手に移動します）、テレパシーダイス（友達の選んだダイスの目をあてることができます）ふしぎな犬（パパとママの犬を友達に握ってもらうと子犬が４匹生まれています）、ワープマシン（小さなスポンジの犬を透明な筒に入れて紙に包むと犬は消えてしまいます）、まほうのコップ（スポンジの犬が次々とコップの底を通り抜けてぃきます）、スターパレード（９人のアニメの主人公から一人を選んでもらい、それをピタリとあてます）という８つの手品が入っています。当時は幼くて純真な子供だったので、ストップダイスが、何故命令通りに動いたり止まったりするのか、そのメカニズムは分かりませんでした。今は分かってますよ、モチロン(^^ゞ。私が買ってもらったときと、中に入っている手品は同じものですね。これだけ長く販売されている訳ですから、子供向きの手品セットとしては、厳選された内容になっているんだな～と思います。お子様への誕生日プレゼントなんかにはもってこいだと思います。変なゲームより、こっちの方がよっぽど頭も使うし、手も使うので子供の健全な発育には有効ではなかろうか？
　で、子供会とかで、子供に見せるのであれば、「ザッツ・マジック」というセットものがあれば、無敵ですね（たぶん・・・(^_^;)）。入っている手品に関しては「手品入門｣のところで、記してあります。その中のチャイニーズステッキは、私がデパートの売り場でディーラーさんのァ手伝いをしていた時にも、割と売れた商品です。２本のステッキに付いた２本の紐、短い方を引っ張ると長い方が・・・アレ？って感じになります。このセットも厳選された手品が入ってますね～。
　

宙を舞うステッキ

　写真では判り難いと思いますが、Ｍ君が練習している手品、ステッキが宙を舞っているのです。写真では、丁度ドアのところに、ぼやけていますが、黒い棒状の物体＝ステッキが写っています。別に、ステッキを投げたわけではありませんよ、ステッキを空中でダンスさせているのです。これは、「ダンシング・ケーン」というマジックで、けっこう難易度は高い手品です。なにしろ・・・ステッキが空中で踊るのですから(説明になっていない）。
　
　えらく熱心だなと思って見ていると「明日の岩国のマジックデー、これやろうかな？」というお言葉。え？明日は、場所を変えて「にわとりのしっぽ」で行う予定ですよ。「LIVE MOVE」なら場所はありますが、「にわとりのしっぽ」では、このようなステージで見せる手品は場所がないのでは？テーブルマジックでしょ？というわけで、カードマジックに路線を変更したようでした。

　マジックデーは、3月16日、18時30分開演、場所は「にわとりのしっぽ」　山口県岩国市麻里布町3丁目13-2 ミリオンビル、電話：0827-23-9030です。

ニューフェイス

　周南魔術倶楽部に、若い方が加わりそうです。Ｋさんです。手品をやるのは初めてということで、今日は、トランプの持ち方やシャッフルの初歩的な技術を伝授したようです。
　Ｋさんも、トランプゲームは経験しているでしょうが、正しいカード捌きを教わることは初めてのようですね。頑張っていらっしゃいました。

　さて、その後、今日の参加メンバー全員によるマジックショーです。5人が入れ替わり立ち代り自分が持っているネタを披露していきました。ニューフェイスのＫさんに、色々な手品を観賞してもらうことが目的の一つです。テレビで見る事はあっても、目の前で実演を観る機会は、それほど多くはありません。本物の素晴らしさを伝えることが目的です。
　当然、私もいくつか披露しました。が、突然の事、何の準備もしていません。ペットトリックとしていつも演じているものはこなせますが、もう、1年くらいやってない手品をやろうとしたところ・・・久しぶりだな～この手品は・・・あれ？・・・手順を忘れてる(^^ゞ(^^ゞ(^^ゞ。準備をしておかないと、こういうことがあるものだという事を改めて実感しました。
　Ｋさんに、テレビでは実感できない目の前で起こる本物の不思議さ、素晴らしさが伝わったでしょうか？彼が、手品の魅力を感じて、続けれくれるとうれしいのですが。

お！この記事は。

　今日は土曜日、周南魔術倶楽部に行ってみると、ちょっと目を引く新聞記事がありました。2008年2月18日付の朝日新聞の夕刊です。

　前田知洋師ではありませんか。写真を見ると、スラッとして、なかなか･･･よい感じに写っていますね。
　この記事によると、マジシャンの燕尾服スタイルを始めたのは、ロベール・ウーダンで、200年程前のことだそうです。初めて知りました。ロベール･ウーダンと言えばTVドラマ・劇場用映画の「トリック」（主演：仲間由紀江）の冒頭で紹介されたマジシャンです。いんちき心霊術を暴きまくったマジシャンです。
　さて、前田知洋師と言えば「奇跡の指先」と言われていますね、体型も痩せ型で、何となく繊細な人なのかなという印象を与えられます。しかし、彼は「日本初のクロースアップ専門のマジシャン」です。バーやレストランでクロースアップマジックを見せる事を専門に行っていらっしゃいます。日本で手品･奇術と言えば寄席を思い出される方も少なくはないと思います。そういった背景もあって、日本ではクロースアップ専門というのは、職業として成立させることは難しいと考えられていました。しかし、彼は、そこにはじめて踏み込み、更に、それを成功させたのですから、繊細どころか、大した心臓の持ち主なのでしょう。
　記事を読むと、やはりプロですね、洋服を選ぶ時にも充分な配慮をしていることがわかります。

サムタイ

　あまり手品をやらない手品師という印象があった伊藤一葉師です。

　「ここにロープがあって外れたりつながったりするってんですけど…説明書をなくしてしまって」
とか、「ここに、パッと花が咲く…というのを研究中です。」…こんな調子です。
　かといって、手練奇術を演じられなかったわけではありません。テレビで…笑点だったと思います、伊藤一葉師のサムタイの演技を拝見した事を覚えています。

　まず、お客さんをステージに上げます。
　両手を揃えて前に出し、両手の親指だけを交差させます。その状態でお客さんに親指を2本の紙縒りで、きつく縛ってもらいます。親指が抜けるようなことはありません。
　この状態で、伊藤一葉師は、交差している親指を
　　マイクスタンドを貫通させる
　　お客さんに投げてもらったリングに貫通させる
　　お客さんに両手を組んでもらい、その腕を貫通させる
といった事をやってのけました。お客さんの腕を貫通させた時には「よろしければ、このままずっと一緒に…」といった台詞でお客さんを笑わせていました。伊藤一葉師らしいコミカルな演技だったと思います。
　最後に、紙縒りを解いてもらいますが、指が紫色になっており、実際にきつく縛られていたことがわかります。

　この手品は、日本刀に親指を貫通させるといったシリアスな演じ方もあります。さすがに本物の日本刀を使われると、強烈な印象を受けます。

　あまり手品をやらない人がこんな高度な手品をやってる！…印象的でした。

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