金属性の容器の中にシルクを入れて蓋をします。蓋を開けると、ウサギや鳩、ヒヨコに変化しています。容器に入る動物の大きさによって、ウサギに変化させる容器をラビット・パン、ヒヨコに変化させる容器をチキンパンと呼びます。ならば、鳩に変化させる容器は、ピジョン・パンだと思いたかったのですが、そうではなくてダブ・パンと呼びます。
これまでは英語で「pigeon」以外に「鳩」を表す単語を知りませんでした。だから、この呼び名には何故?ダブって何?という疑問が生まれました。
パンはもちろんpan=平鍋です。ダブ…そういえば石鹸にそんな名前の商品があったような気が…。
というわけで、辞書で調べてみました。すると、
Pigeon:鳩科の鳥の総称で、飼い鳩、野生鳩の両方をさす。(ウィキペディアによれば、本来は飼い鳩なのだそうですが、現在では、pigeonが好まれているそうです。)その肉(食用になる)。
(魅力的な)若い女性
((俗))だまされやすい人、まぬけ
Dove:ハト、pigeonより小型のもの、平和などの象徴
(象徴として)純潔・柔和・愛情
純潔な人・無邪気な人・柔和な人
ということでした。日本語では、どちらも「鳩」ですが、品種の違いによって呼称が異なります。
マジックで使われる鳩は、「銀鳩」と呼ばれるもので、普通の鳩よりも小型で色は白です。小型の鳩を使うのでダブ・パンと呼ぶわけですね。なるほど!
残念ながら鳩は飼っていませんので、鳩を出すことは出来ませんが、老人ホーム等でのボランティアの時には、ハンバーガー等、出現させる品物を工夫して演じています。
それにしても、鳩って食べる事ができるのですね。漫画家の吾妻ひでお氏が
失踪日記(⇒アマゾンで見る)という漫画を描いていらっしゃいます。ホームレス生活を描いた漫画です。その中に「ハト、旨いのか?」という台詞がありました(^_^;)。
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- 2008/05/06(火) 00:00:00|
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