マニアと呼ばれる人達は、しばしば絶版になった商品に興味を示しますね。製造中止になって、入手困難になると、欲しくなったりします。どこかのオークションに出ていないか必死で探したりします。それが楽しいのです。
絶版になった後、更なる改良を加えて発表される商品もあります。テンヨーのグラスボードというマジックは、その一つです。
最近、水槽の中に手を貫通させるというマジックを観ました。が、ボランティアで老人ホームや、子供会のイベントで見せたり、といった時には、このような大掛かりなものを演じるわけにはいきません。同じ現象をもっと手軽に見せねばなりません。こんな時には、テンヨーのグラスボードを演じています。
「枠のついた透明な板に紙をあて、鉛筆で真ん中に穴を開けます。紙をとると、紙には穴が開いていますが、なぜか板に穴は開いていません。そのまま相手に渡して調べさせることが出来ます。」
効果は抜群です。昨年、子供会のイベントで演じた時には「えー?!」という声が、あちこちから響きました。
この商品自体は既に製造中止になっていますが、グレードアップして「ミステリートライアングル」という商品が販売されています。こちらは、三角形のフレームに六角形の透明板が、はまっています。透明板の中央に髪を当て、鉛筆の先を押し付けると、何の抵抗もなく、鉛筆は透明板を貫通します。どこかに穴が開いているのだろう・・・鉛筆が通れるほどの穴を隠しておける場所はありません。テンヨーの説明によれば、マジシャンも煙に巻く巧妙な機構のマジックということです。
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- 2008/02/10(日) 10:09:31|
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