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- 2025/01/22(水) 13:54:37|
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口からトランプを出す手品で有名になった、ふじいあきら師は広島の出身です。
プロフィールを見ると、誕生日は1967年3月4日、マジシャンになるのは子供の子らからの夢だったと記載してあります。
とすれば、福屋デパートにマジックコーナーがあった頃、彼は小学生だったはず。
もしかすると、お客さんの中に、小学生のふじいあきら師が、混じっていた事があるのかな?とちょっと期待しました。しかし、この時期なら、まだ彼は低学年。う~ん微妙。幸いなことに、ご本人にその事を確かめてみる機会がありました。すると、「当時は行ってはいなかった」との事でした。う~ん残念。
さて、デパートの手品売り場にせっせと通っていた頃、マジックは決してメジャーな世界とは言えませんでした。当時、誰でも知っているマジシャンといえば初代の引田天功師だったでしょう。初代の引田天功師は「木曜スペシャル」と云う番組で大脱出シリーズをプロデュースしたり、その後には、催眠術ばかり披露していたりで、いわゆる普通の手品を演じているのを観る機会は少なくなっていったように記憶しています。
引田天功師の大脱出は、「死のジェットコースター大脱出」「死の火炎塔大脱出」「死の水道管大脱出」「油地獄水面炎上大脱出」といったフーディーニも真っ青の大脱出でした。
それより少し後に、「この件に関して、何かご質問は御座いませんでしょうか?」というフレーズで、伊藤一葉師がブレークしました。なにしろ、手品を見せた後で、こんな事を言われるわけですから、大爆笑です。が、この人は、今のマギー司郎師のタイプで、あまり手品をなさらなかったように思います。簡単な手品を演じて、タネを明かしてみせたりしていました。手品をやらない手品師の原型のような人?それでも、最後には「3本のロープ という手品で、しっかりと締めくくっていらっしゃいました。
杉良太郎主演の「遠山の金さん」にも一時期、伊藤一葉斉という占い師の役でレギュラーで出演されていました(短い間でしたが)。個人的にはこの人、好きでした。最近知ったのですが、レコードも出されていたようです。「民衆に奉げるバラード」という曲です。作詞は中山大三郎、猪股公章、作曲はF.CRUMIT,L.KLEINです。どこかで聴いたようなメロディだと思っていたら、榎本健一(エノケン)が歌っていた「洒落男」という曲でした。「俺は村中で一番、モボだといわれた男・・・」という歌詞の曲です。
「民衆に奉げるバラード」は、ソニーレコードの「SMILE」というCDに収録されていますが、残念なことに、Amazon.co.jpでは、在庫切れになっていました。再入荷の予定は無いようです。
洒落男はこのCDに収録されています⇒Amazon.co.jpで見る。
マジックメーカーのトリックスは凄い商品を販売していました。手品のプラモデルです。マジックモデルシーズと称して、「イリュージョン(大魔術)をミニチュアにしてプラスチックモデルキットスタイルを取り入れ、作る楽しさと、遊ぶ面白さをミックスした新しいタイプの商品」ということで売り出されました。
その特色は
1.精巧にできておりますから、実物のイリュージョンと同様な演技ができます。
2.組み立ては至極簡単で約20分位で完成できます。
3.塗装したり加工したりすることは不要です。
4.金銀メッキ部品、原色シール、接着剤、飾台、組立図、説明書、その他オール一式の部品がセットされています。
(当時のカタログより抜粋)
「黄金のガイコツ」から始まって「魔剣とドクロ」「恐怖の館」「霊感ダイス」の4種類ありました。
買いました!作りました!
これは当時のカタログです。
この画像は、TRICKS'S catalog of magic vol.1から抜粋したもので、ここにはまだ「黄金のガイコツ」と「魔剣とドクロ」の2つしか記載されていません。残念ながら手元に残っている資料は、これだけです。昭和51年(1976年)のものです。
私が購入したのは、次の二つです。
「黄金のガイコツ」:箱に入っているドクロに剣を突き刺していく。蓋を開けるとドクロは消え、剣だけが突き通っています。
「恐怖の館」:窓の付いた箱に美女(プラモデルの女性)が立った状態で入っています。箱の外から首の部分と腰の部分に板を差し込んでいきます。窓を開けると、箱の中の美女は消えうせています。
どちらも、有名なイリュージョンですね。
この手品のプラモデルは一部のマニアの間で、伝説として語り継がれていくのでしょうか、それとも、闇の中に葬られていくのでしょうか…?。復刻してくれないかなぁ。